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2008年5月 8日 (木)

楽しからずや、フジペットEE。

Dsc_6755
 これなる写眞機は『フジペットEE』でござる。所謂“トイカメラ”の範疇。120フィルム(ブローニー)を使うところなど、当世人気のホルガにも似たり。1961年発売。何を隠そう拙者と同年でござる。

 面白きはセレン露出計にて自動露出のカメラであること。マニュアルカメラたる初代フジペットやホルガと違い、電子の目をもつ未来カメラだったのでござる。

 ボディはプラスチックとアルミニウムで軽きこと比類無し。例えれば箱入りのスナック菓子を持つ感じでござる。レンズもプラスチック製。

 さて、その写りや如何に。

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 拙者がカメラテストに常用するロケーション。都下某駅でござる。
 中央部は思いの外きっちり写ってトイカメラ感は少なめ。ちゃんと写ることを志向した真面目なカメラとわかる。
 一方、周辺部はファンタジーの世界。「色収差」というより、印刷の「版ズレ」といった趣。是非ともクリック・拡大して見て頂きたい。ヨン様の看板と相俟って、幻想的な一枚となり申した。

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 かかるトイカメラは「お天気カメラ」とも呼ばわれ、晴れの日以外は写りにくいモノと聞き及ぶが、フジペットEEは曇天でもなかなかの発色。フィルムはコダックの160NC。ナチュラルカラーのフィルムでござるゆえ、発色良きはレンズの手柄でござる。

080409e07fujipet_kodak160vc
 EEでピント固定故にシャッターチャンスにも強うござる。
 ただしシャッター速度は1/60秒固定なれば、動体は必ずフレることになり申す。



 拙者、これまでロモ、ホルガ等トイカメラ類は怪しげな輩にて、「ロモグラフィなどお洒落なヤングの座興にて、拙者の写眞探求とは関わり合い無し」との思いしが、それは大きな過ちでござった。
 拙者こそ無知蒙昧、頑迷不遜、語るに足らぬ小僧っ子だったのでござる。

 プラレンズ、ようござるなあ!

 味わい深い曖昧さは水彩画の如し。そして意外に良く写るのは開放F値が11(!)と暗いせいかも知れぬ。
 
 
 
●写真はクリックで拡大でき候。
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コメント

始めまして。
フジペットEEのファインダー窓の横のセレン用複眼レンズ前の
赤い棒状の物は何でしょ?

投稿: 中堅パチ公 | 2012年9月 1日 (土) 12時23分

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